内容説明
初代パリ警察長のラ・レーは事件の隠蔽工作を行う国王・重臣・ブルジョワ呪術師等の前に身を挺して立ち向かう。17世紀フランス社会の実態を暴くドキュメント!宮廷毒殺事件の全貌。
目次
第1章 ブランヴィリエ事件(マリー・マドゥレーヌ・ドゥ・ブランヴィリエの行状;訴訟経過;ブランヴィリエの死)
第2章 宮廷毒殺劇:モンテスパン事件(魔女の横行―ヴィグルー家の昼食会;寵姫モンテスパン;司法官ニコラ・ドゥ・ラ・レニ)
第3章 戯曲『女占い師』―ルイ十四世治下における悪弊改革のための夢幻喜劇
著者等紹介
北澤真木[キタザワマキ]
1966年、早稲田大学文学部(美術史)卒業。1970年、スウェーデン、ニッケルヴィク美術学校(デキスタイルデザイン)卒業。1977年、フランス、パリ第4大学(キリスト教史)中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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