内容説明
『宝石』三編同時掲載作家の初作品集!
著者等紹介
竹村直伸[タケムラナオノブ]
1921(大10)年生まれ。1948(昭23)年、中央大学法学部卒業。国家公務員、銀行員勤務。退職して失業中にハヤカワ・ポケット・ミステリを読み、創作意欲を持つ。1958(昭33)年、『宝石』短篇懸賞に「風の便り」を当時、1等入選を果たしてデビュー。翌年4月、「タロの死」、「似合わない指輪」、「霧の中で」の三編が『宝石』に一挙掲載された。同年からは『高校時代』に短編を連続的に発表し始める。1962年に「危険な人生相談」を週刊誌に連載後、十二指腸穿孔を発症。さらに腸閉塞を併発し、数回にわたって手術が続いたため、創作意欲を失い、1965年の「偶然自殺」を最後に筆を断った
横井司[ヨコイツカサ]
1962年、石川県金沢市に生まれる。大東文化大学文学部日本文学科卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。95年、戦前の探偵小説に関する論考で、博士(文学)学位取得。現在、専修大学人文科学研究所特別研究員。日本推理作家協会・本格ミステリ作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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