内容説明
日本初の女優・川上貞奴の「人生の航海」を一人芝居で描く表題作。四姉妹が目の悪い父のためにまだ見ぬ映画を語る『父さんの映画』、母親の残した日記を通してある家族の過去と現在を描く朗読劇『和紙の家』、殺人未遂の罪に問われた息子の裁判を母親の視線を通して描く『母の法廷』の四編を収録する。第十五戯曲集。
著者等紹介
高橋いさを[タカハシイサオ]
1961年、東京生まれ。劇作・演出家。日本大学芸術学部演劇学科在学中に「劇団ショーマ」を結成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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