内容説明
1913年、マドリードの古書店主によって偶然発見された、十三世紀の吟遊詩人マルティン・コダックスの「7つのカンティーガス」。一葉の写本を手がかりに、ガリシア・ポルトガル文学最古の抒情詩とその音楽を、女声とフィーデル・リコーダー・打楽器の調べに載せてお届けする。
目次
第1章 ビンデル写本発見顛末記
第2章 ビーゴの三大吟遊詩人
第3章 7つのカンティーガス日本語訳
第4章 カンティーガスの音楽について
著者等紹介
浅香武和[アサカタケカズ]
東京都出身。現在、津田塾大学スペイン語講師、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学ガリシア語研究所員、日本学術振興会研究員(聖心女子大学)、スペイン文部科学スポーツ省HISPANEX研究員。レアル・アカデミア・ガレーガ学術委員。ラモーン・カバニージャス文学功労賞受賞(2014)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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