内容説明
中学時代の「学級新聞」、高校時代の「生徒会誌」、60年ぶりの“新発見”となる文芸誌「白鳥」などに基づき、「寺山修司・編集者=ジャーナリスト説」を高らかに謳う労作!単行本未収録作品を多数収録。
目次
1部 たった一人の編集者からの出発(「週刊古中」「野脇中學校新聞」の時代;新資料文芸誌『白鳥』を読む;「青高新聞」の時代;青森高校『生徒会誌』にみる寺山修司;「三ツ葉」との交流)
2部 作品投稿の日々(「東奥日報」女性名のペンネームによる投稿;「青森よみうり文芸」への投稿―寺山短歌誕生の萌し;「寂光」と寺山修司;「暖鳥」と寺山修司;「青年俳句」と寺山修司)
著者等紹介
久慈きみ代[クジキミヨ]
1948年、群馬県高崎市生まれ。駒澤大学文学部国文学科卒業、弘前大学大学院修了。現在青森大学社会学部教授。青森大学オープンカレッジ「『源氏物語』を読む」、NHK青森文化センター「じっくり読みたい『源氏物語』」の講師。研究分野は中古文学および「寺山修司の青森時代」の調査研究。2012年4月「あおもり古典を楽しむ会」を設立、地域と共にある研究を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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