目次
第1部 悼む(豊かな文学的感覚で瞠目に価する成果(丸谷才一)
博識無双、多くを教えられた(渡部昇一)
埋もれた作家、本に愛情(浪川知子) ほか)
第2部 語る(私事のみを(司馬遼太郎)
谷澤風二刀流(中村幸彦)
古武士(大西昭男) ほか)
第3部 読む(卓越した廣津和郎論―『大正期の文藝評論』(高見順)
『明治期の文藝評論』(長谷川泉)
一貫する書物好きの正義感(大岡信) ほか)
第4部 仕事(編集者と著者との雑談(谷澤永一))
著者等紹介
浦西和彦[ウラニシカズヒコ]
1941年9月、大阪市生まれ。1964年3月、関西大学卒業。現在、関西大学名誉教授
増田周子[マスダチカコ]
1968年9月、福岡県生まれ。1997年3月、関西大学文学部博士後期課程単位修得。博士(文学)。徳島大学を経て、関西大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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徒生
6
谷沢永一への追悼文だけでなく、彼に対する人物評、彼の著述への批評、年譜といった構成の本だ。丸谷才一、司馬遼太郎、会田雄次、向井敏、開高健、小西甚一、中村幸彦、星新一、山崎正和、高見順、百目鬼恭三郎、など、彼について書いている諸氏は錚々たる顔触れだ。特に司馬遼太郎が彼を「桑原隲蔵、内藤湖南に比すべき存在」と評して、「割符の全き一致」「奇蹟」「知己の恩」と最大級の賛辞を送っているのには驚いた。今日で亡くなられて5年になるが、偉大な業績に畏れ入るばかりだ。2016/03/08
魔魔男爵
4
谷沢への弔辞と谷沢が生きていた時に谷沢に関して書かれた文を、谷沢の弟子が集めて編集したもの。私の好きな作家は、丸谷才一、坪内祐三、司馬遼太郎、向井敏、会田雄次、高見順、大岡信、百目鬼恭三郎、星新一の文が読めて満足。読んだ事のない作家としては鷲田小彌太に興味を持ったが、もっと画数の少ないPN付けろと思う。他人の貴重な時間を奪うんじゃねえ!って、本末転倒ですかw。2017/04/28
悸村成一
0
新聞非購読なので訃報に触れていなかった。ちなみに、ヤザワエイキチ(矢沢永吉)なる芸名はこの学者の名から取られている。タニザワだが。図書館本。2013/08/21