内容説明
女性の身体は、いかに見られ、どのように組織されたのか。演劇を通してみるアメリカの文化史。
目次
序章 演じる女性
1章 演劇の権限と危険
2章 主役―ファニー・ケンブルとヒロイン女優
3章 スペクタクル劇―トマス・ハンブリンと彼の愛人たち
4章 女の野心―シャーロット・クッシュマン、舞台を乗っ取る
5章 観客の分化―多様な演劇
6章 劇場経営―ローラ・キーンの衰退
7章 レッグショーの出現
結論 女性を見つめつつ
著者等紹介
ダッデン,フェイ・E.[ダッデン,フェイE.][Dudden,Faye E.]
コルゲイト大学の歴史学の教授で、同大学の学長でもある。アメリカの女性史、19世紀アメリカの社会・文化史、ジェンダーとポピュラー・カルチャーが専門分野。著書『女たちのアメリカ演劇―女優と観客(一七九〇~一八七〇)』で、Theatre Library AssociationからGeorge Freedley Memorial Awardを受賞
山本俊一[ヤマモトシュンイチ]
立命館大学理工学部教授。1947年生まれ。専門分野はアメリカ演劇およびアメリカの女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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