内容説明
グローバルな規模での“経済危機・社会危機・環境危機”をもたらした“新自由主義”の実態を明らかにし、新自由主義路線からの回避策を示す。日本再生の具体案をも提示する意欲作。
目次
第1部 新自由主義政策と経済危機(経済危機への対応―その比較文明史的考察;ハイパー・インフレの比較文明史的考察)
第2部 新自由主義政策と社会危機(グローバリズムとテロリズム;ネオリベラリズムとアウシュヴィッツ化する日本 ほか)
第3部 新自由主義政策と環境危機(二〇二〇年代の複合的環境危機とEMSの目標;脱・アメリカ文明モデルと新日本文明モデルの構築)
第4部 脱・新自由主義と三大危機の克服(日本再生と一〇〇億人の未来)
著者等紹介
金子晋右[カネコシンスケ]
1970年東京都生まれ。1993年早稲田大学社会科学部卒業。1996年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。2002年横浜市立大学にて、博士(経済学)の学位を取得。県立広島女子大学、国際日本文化研究センター、東海大学、城西大学、横浜市立大学、東京工業大学にて講師を、東京工業大学世界文明センターにてフェローを勤める。専門は経済史。2009年(単著)『文明の衝突と地球環境問題:グローバル時代と日本文明』(論創社、2008年9月)で比較文明学会研究奨励賞(伊東俊太郎賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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