楕円の流儀―日本ラグビーの苦難

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  • サイズ B6判/ページ数 371p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846010256
  • NDC分類 783.48
  • Cコード C0095

内容説明

独自性の喪失、無策への失望、再生への期待…ジャパンのこの10年は“空白”なのか。日本ラグビーの危機とその可能性。ジャパン、早稲田、明治などの他、新聞・HP掲載コラムも精選収録。

目次

第1部 ジャパンの軌跡(日本ラグビーの自信喪失―二〇〇一年四月十五日・対NZU;ジャパンが果たさねばならないこと―二〇〇二年七月十四日・対韓国;ジャパン・ファーストへの旅―二〇〇三年豪州遠征レポート ほか)
第2部 早稲田と明治(熱き「実利主義」の勝利―二〇〇三年一月十一日・早稲田大学‐関東学院大学;すべては涙を流すために―二〇〇五年度早稲田大学・清宮克幸監督退任;悲願のトップリーグ撃破―二〇〇六年二月十二日・早稲田大学‐トヨタ自動車 ほか)
第3部 挑戦(苦境のセクシー・ラグビー―ウェールズ;栄光と懊悩を乗せて―近鉄ライナーズ;二百点差からのチャレンジ―鳥栖工業高校・佐賀西高校・龍谷高校 ほか)

著者等紹介

藤島大[フジシマダイ]
スポーツライター。1961年東京生まれ。都立秋川高校、早稲田大学でラグビー部に所属。卒業後、スポーツニッポン新聞の記者を経て92年に独立。文筆業のかたわら、都立国立高校、早稲田大学ラグビー部のコーチを計12年務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keith

19
エディー・ジョーンズが日本代表のHCに就任する以前、二昔前ほどのラグビーエッセイ。ちょうど日本協会が迷走している頃ですね。今から思えば幾多の才能がそのポテンシャルを発揮させてもらえずに消えていったことか。協会はもう少し歴史から学ぶべき。学藤島さんの表現はやはりブンガク的でいい。2018/09/01

山田太郎

8
ラグビーに限らず協会ってとこはろくなところないような気がするな。サッカーももめてるし。作者のラグビー好きが伝わってくるよい本だった。大学スポーツで早稲田が人気あるのはなんでだ?2011/02/28

たかひー

1
★★★ 新聞や雑誌のコラムを1冊にまとめたような構成なので、少々読みにくい。さらに10年以上前のネタなので古くもあり、それも読みにくさ、わかりづらさの一因であったろう。2018/01/07

山内 ダイスケ

0
2011年頃の本なので、今読むと隔世の感もある(最初に読んだのはもう3年は前だと思う)。 が、この本での筆者の思いは、永いことラグビーファンであると思ってきた私は共感を感じずにはいられない。 筆者の思いを読みながら、あの頃の日本のラグビープロ化の軌跡を思い起こすことができます。懐かしくも歯がゆい気持ち。 昨今の強いジャパンだけを観ていて、過去をあまり知らないファンにも読んで欲しい。 ラグビーファン、藤島氏のファン、スポーツ好きの方にお勧めします。2015/04/19

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