内容説明
山口瞳が万感の思いをこめて文壇の戦友たちに捧げた追悼文精選集成一五四本。
目次
池田弥三郎(一九八二没)―妙高のサセパリ
金原亭馬生(一九八二没)―秋の一日
ロイ・ジェームス(一九八二没)―蒼い目の日本人
寺山修司(一九八三没)―寺山修司
森安重勝(一九八四没)―森安重勝
林達夫(一九八四没)―林達夫先生
今日出海(一九八四没)―今日出海先生
藤原審爾(一九八四没)戦後は遠く
守谷兼義(一九八五没)―悲報
川口松太郎(一九八五没)―川口さん〔ほか〕
著者等紹介
山口瞳[ヤマグチヒトミ]
1926年、東京生まれ。麻布中学を卒業、第一早稲田高等学院に入学するも自然退学。終戦後は複数の出版社に勤務し、その間に國學院大學を卒業する。58年、寿屋(現サントリー)に「洋酒天国」の編集者として中途入社。62年に『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞、79年には『血族』で菊池寛賞を受賞する。95年8月、肺がんのため逝去。享年六十八歳
中野朗[ナカノアキラ]
1951年、小田原生まれ。札幌東高校、明治大学政経学部を卒業。2001年、「山口瞳の会」主宰「山口瞳通信」(年刊)を七号まで、「山口瞳の会通信」を年数回発信するも、現在休会中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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