内容説明
大国中国とインドが近代化に向かって歩み始めた今、中国・ヒマラヤ圏にわたる民族問題、環境問題、民主化と経済格差問題などが“中国問題群”として大きく立ちはだかってきた。近代化に成功した日本と韓国が、歴史問題を内部にひきずりながら、手を携えてこの危機を乗り越え、アジアを平和と繁栄へ導くにはどうしたらいいか、韓国からの問いかけの書。
著者等紹介
金鎮〓[キムジンヒョン]
1936年韓国生まれ。ソウル大学校文理大社会学科卒業。ハーバード大学ニーマンフェローシップ課程修了。高麗大学校より名誉経済学博士を授与される。光云大学校より名誉工学博士を授与される。現在、世界平和フォーラム理事長、韓国貿易協会研究諮問委員長、緑色成長フォーラム代表、国立大韓民国館建立推進委員長、ソウル国際フォーラム(SFIA)創立理事、Pacific Forum理事、韓国国際経済学会会員、韓国社会学会会員
桑嶋里枝[クワジマサトエ]
1969年生まれ。韓国学中央研究院韓国学大学院博士課程芸術専攻修了。国史編纂委員会の海外所在韓国史資料収集・移転事業および對馬島宗家文書資料集刊行事業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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