内容説明
「争議屋」の異名をとる著者が、総同盟書記時代(1946年)から1980年までの労働運動の体験の数々を、指導してきた争議―目黒製作所争議、般若鉄工所争議、川岸仙台の争議など―を中心に縦横に語り尽す。
目次
1 争議以前
2 総同盟書記時代
3 ドッジ・ラインによる合理化攻撃
4 日鋼(日本製鋼所)赤羽作業所の争議
5 会社更生法・背後資本との闘争
6 新しい地方本部確立の闘争
7 六〇年安保と首都東京の争議
8 使用者概念拡大闘争の形成と展開
9 全国金属への組織分裂攻撃とその反撃
10 低経済成長下における闘争
著者等紹介
平沢栄一[ヒラサワエイイチ]
1925(大正14)年、新潟県小千谷に生まれる。1946(昭和21)年、日本労働組合総同盟結成準備会書記となり、1953(昭和28)年、全国金属労働組合中央本部常任書記を経て、1975(昭和50)年、全国金属中央本部書記長、その間、青婦対策部長、争議対策部長、業種別対策部長、組織部長を歴任。中央最低賃金審議委員、中央労働委員会委員などを務める
高井晃[タカイアキラ]
1947年、生まれ。1970年、早稲田大学第一政経学部政治学科中退。現在、NPO法人派遣労働ネットワーク理事、派遣ユニオン副委員長、労働組合東京ユニオン執行委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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