内容説明
阿波の一番札所・霊山寺から、讃岐の八十八番・大窪寺まで一二〇〇キロを、四十余日の通し打ちで二度の結願を果たした著者が、へんろ道での偶然の出逢いや、宿での自由闊達な語らいをつづる。
目次
1 阿波の道(再び旅に出る;身だしなみ ほか)
2 土佐の道(土佐の海に酔う;ビワと文旦 ほか)
3 伊予の道(宿に憩うその二;定年を迎えた男たちその二 ほか)
4 讃岐の道(平地寺の品格;善通寺に参る ほか)
5 結願(心で歩く―二〇〇九年四月五日;軽トラが往く―二〇一〇年六月二十三日正午 ほか)
著者等紹介
菅卓二[カンタクジ]
1933(昭和8)年、東京に生れる。1958年、早稲田大学政治経済学部卒業、同年三菱金属鉱業(現三菱マテリアル)に入社。1962年、三菱アルミニウムに転社し、1996年同社を退社。1996年~2001年、菱和金属工業勤務。2001年~02年、三菱アルミニウムの社史編纂に従事。2002年6月、社会人生活を終える。2003年、静岡県伊東市に転居し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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