内容説明
日本最初の「大学まちづくり」論。東北公益文科大学(山形県庄内地域)の教職員・学生が五年間にわたり、地域と一丸となって取り組んできた大学と地域再生のための貴重な実践記録を含む試み。
目次
1 大学地域論の基本問題―大学と地域関係の論理(大学にとって地域とは何か―大学と地域関係の基礎;大学と地域―開かれた学びと地域創造の場づくりのために;地域のまちづくりと大学まちづくり―大学と地域の協働・協創をめざして;「知識創造」としての大学‐地域活動)
2 大学と地域の協働・協創の事例(NPOと大学―酒田市の「NPO法人あらた」と大学の協創実践;アートプロジェクトによるアートの発信とまちづくり;「さかた街なかキャンパス」と東北公益文科大学;行政と大学―大学と自治体の協力・連携;自治体のまちづくりと大学―余目町情報発信研究所と大学 ほか)
著者等紹介
伊藤眞知子[イトウマチコ]
東北公益文科大学教授。上智大学大学院文学研究科後期博士課程中退。専門は社会学・女性学。山形県男女共同参画審議会委員、酒田市社会教育委員など
小松隆二[コマツリュウジ]
東北公益文科大学学長・白梅学園理事長。経済学博士。専門は社会政策・公益学。山形県市町の審議会・委員会の委員・アドバイザーなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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