内容説明
世界を代表する演劇研究者たちが演劇の過去、現在、そして未来へと続く展望を集中的に論じた評論集の刊行。演劇研究の最前線が集約される。
目次
序 演劇論の変貌―二十世紀から二十一世紀に向けて
1 演劇研究の新しい状況
3 センス(意味)とセンセイション(感覚)―演劇の記号論的次元とパフォーマティヴな次元の相互作用
3 文化から越境文化へ―インターカルチュラリズム(異文化接触主義)は、いまだ可能か?
4 学問分野の推移―ここ数年のパフォーマンス・スタディーズ
5 舞台を代替する―演劇とニューメディア
6 演劇研究における実践の位置付けの転換
7 テクストとミザンセーヌ―古典的構造を持つ上演形態としてのドラマ
8 演劇的イヴェントの拡大概念―ダブリンにおけるブルームズデイ百年記念のイヴェント性
著者等紹介
毛利三彌[モウリミツヤ]
成城大学文芸学部教授(演劇学)。1996‐99年および2002‐05年国際演劇学会理事、1996‐2005年度日本演劇学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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