内容説明
梶尾真治のSF小説『クロノス・ジョウンターの伝説』の第1話「吹原和彦の軌跡」を演劇集団キャラメルボックスが完全舞台化。物質を過去に飛ばす機械、クロノス・ジョウンター。吹原和彦は研究員として、この機械の開発に携わっていた。ある日、会社の近くの交差点で、タンクローリーが横転し、角の花屋に突っ込む。花屋の中には、吹原が中学時代から思いを寄せていた、来美子がいた…。「事故が起きる直前に行って、彼女を助けよう!」吹原はクロノス・ジョウンターに乗り、自分自身を過去へと飛ばした!同時収録『さよならノーチラス号』。
著者等紹介
成井豊[ナルイユタカ]
1961年、埼玉県飯能市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。1985年、加藤昌史・真柴あずきらと演劇集団キャラメルボックスを創立。現在は、同劇団で脚本・演出を担当するほか、テレビや映画などのシナリオを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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