内容説明
声優志望のユーリは、テレビアニメのオーディションで見事、合格!その顔合わせの席で、作曲家の波多野と出会う。波多野には、口から出す声とは別に、もう一つの声があった。誰にも聞こえないはずの「二つ目の声」が、なぜかユーリの耳には聞こえた!そのことに気づいた波多野は、ユーリから声を奪う。第一回の録音まで、あと5日。はたしてユーリは声を取り戻せるだろうか。小説「私の嫌いな私の声」を舞台化した「嵐になるまで待って」ほか。
著者等紹介
成井豊[ナルイユタカ]
1961年、埼玉県飯能市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専攻卒業。1985年、加藤昌史・真柴あずきらと演劇集団キャラメルボックスを創立。以来、全公演の脚本と演出を担当
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感想・レビュー
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Yuichiro Itose!!
3
舞台で手話を理解させるにはどんな演出ができるのだろう。 録音?うーん、なんか普通。 色々興味深い脚本でした。2013/05/18
秋助
1
読了2013/07/12
Aratasky
1
有川浩「シアター2」を読み終わってなんとなく読みたくなった一冊。シアターの演劇版で司役を演じた方が所属しているキャラメルボックス。その代表作の脚本が二作品入っているわけですが、そんなに分厚い本ではなく手軽にさくっと読めます。まーあくまで台本なので、最低限の台詞とト書きしかないわけですが。お話自体は演劇版でも一度見ているので、まー再読という形なので感想なしで。2011/06/02