内容説明
翻訳の先駆者が挑んだミステリの世界。いま初めてその全貌があきらかになる!ユーモアとウィットの連鎖が生みだす、錯誤と錯誤の綾をあざやかに解く。
著者等紹介
松本恵子[マツモトケイコ]
1891(明24)年、北海道函館市生まれ。別名・中野圭介、中島三郎など。青山女学院英文専門科を卒業。知人の子女の家庭教師としてイギリスに滞在中、松本泰と結婚した。1919(大8)年に帰国後、21年頃から開始された、東京・東中野を文化的拠点とする泰の出版活動と創作活動を支え、自らもクリスティーの翻訳や探偵小説の創作を発表した。36(昭11)~37年には、泰と共訳で『ヂィケンズ物語全集』を、55~56年には、単独で『クリスチー探偵小説』を刊行している。30年代から児童文学の翻訳に意欲を示し、74年には日本児童文芸家協会の児童文化功労賞を受賞した。76年死去
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