内容説明
1948年夏、シベリアに抑留された著者が、収容所で出会った河上の詩「味噌」を出発点とし、不屈の経営学者の豊かな人間性を探る。
目次
河上肇との出会い
シベリアの河上肇
再読「河上博士のこと」
詩集『ふるさと』
詩集『旅人』
著者等紹介
落合東朗[オチアイハルロウ]
1926年、北海道落石に生まれる。1945年7月、満州ハルビン(中国東北)の関東軍第二六三部隊に入営。同地で終戦を迎え、シベリアに抑留。1949年8月、舞鶴に帰還した。1955年、早稲田大学第一文学部(ロシア文学専攻)卒業
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