内容説明
マドリード列車爆破事件直後、1930年代のスペイン内戦・人民戦線の流れを汲むリベラル政権が復活した。スペイン内戦と90年代のボスニア戦争を相互照射させ“憎悪のイデオロギー”と日本の歴史問題を浮き彫りにする。
目次
第1部 ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(品位ある人々;ゴイティソロとの会見;屍の共生;故郷を奪われた人々;神々の銀座 ほか)
第2部 スペイン(カタルーニャ;ペライ・パジェス教授;オーウェルの戦場;POUMの民兵;モンジュイクの聖地 ほか)
著者等紹介
伊高浩昭[イダカヒロアキ]
1943年東京生まれ。ジャーナリスト。元共同通信編集委員。ラテンアメリカ、イベリア半島、沖縄、南部アフリカなどを取材
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