世界政治の分析手法

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784846003678
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

内容説明

国際環境・国家体制・政策責任者の資質は、世界の動向にどんな影響を及ぼすのか。国際政治を理解するための社会科学的な分析手法を体系的に提示する。

目次

第1章 世界政治―分析対象のレベル、選択と制約
第2章 世界政治の分析―理論と現実
第3章 国際関係の主体―世界システムにおける国家およびその他の主体
第4章 世界システム―国際構造と極
第5章 国家間の関係―パワーと影響力
第6章 対外政策決定における国内要因―社会と政治
第7章 個人と世界政治―役割、認識、意思決定

著者等紹介

ラセット,ブルース[ラセット,ブルース][Russett,Bruce]
イエール大学教授。国際関係論の研究者

スター,ハーヴェイ[スター,ハーヴェイ][Starr,Harvey]
サウスカロライナ大学教授。国際関係論の方法論などで知られる

キンセラ,デヴィッド[キンセラ,デヴィッド][Kinsella,David]
アメリカン大学教授

小野直樹[オノナオキ]
1952年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.(国際関係論)。(財)国際開発高等教育機構主任研究員等を経て、現在、武蔵工業大学環境情報学部助教授

石川卓[イシカワタク]
1968年生まれ。一橋大学大学院法学研究科修了。博士(法学)。現在、東洋英和女学院大学国際社会学部助教授

高杉忠明[タカスギタダアキ]
1952年生まれ。慶応義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、東洋英和女学院大学国際社会学部助教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetsuya Noguchi

1
米国の学部で、国際政治を勉強するときの入門書の一つと聞いたので、さっそく読んでみたが、なかなか興味深い内容だった。 日本語の題名がまさにその内容を表しているが、国際政治を研究するときの「分析手法」に焦点を当てたもの。 分析のレイヤーを、構造的なシステム・レベルから、最後は個人の心理的環境に至る形で分け、それぞれのレイヤーでどのように研究していくか、そのヒントが丁寧に述べられている。 国際政治を研究する上で、実務的に有用な本だと思う。2021/04/22

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