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内容説明
フランスのバンデシネ、アメリカのコミックス、そして日本のマンガ。マンガという形式を共有しながらも、異質な文化の諸相を、複雑に絡み合った歴史から浮かびあがらせる。
目次
アメリカのコミックス
フランスマンガの発展
エルジェとタンタン―世界が舞台だ!青年マンガの誕生
雑誌スピルーの誕生と展開
雑誌タンタン
雑誌ピロットの創刊、新世代マンガの誕生
ピロットの発展と変化
一九六八年五月の衝撃
タブーへの挑戦―恋愛、性、女性を描く
新たな造形の世界―九番目のアートへ
日本マンガ進出とBD、ベルギーフランスBDに見る日本の姿
マンガをめぐる周辺ビジネス、キャラクターグッズとテレビゲーム
マンガフェスの熱気
フランスにおける日本マンガの立場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこつばき
4
エッセイなら許されるが研究書だとするとゴミ以下。90年代からのオルタナ系出版社の盛り上がりとかも無いし、そもそも事実誤認が多すぎる。この分野の先駆者である小野耕世の本とかちゃんと読めよと思う。2010/08/27
すけきよ
3
アメコミ関係本はたまに出るけど、BDは滅多にないので楽しみにしてたんだけど……久々にゴミですわ。日本のマンガ、アメコミと比較するのは当然の流れなんだけど、その知識があまりにもお粗末。『あしたのジョー』で力石を倒した後の無言で椅子に座り込むシーンとか、マーヴェルのバットマンとか言われたら、苦笑するしかありませんよ。そんな部分ばかりが気になって、肝心のBDについてはほとんど記憶に残らず。こんなので助成金貰って、本まで出せるんだから、教授はいい商売だよな(笑)2009/04/09
りゅーと
1
内容がFランの卒論レベルの薄っぺらさで愕然とした2010/02/04
ぱろ
0
呟きをまとめたみたいな本だなあ……。2015/06/06
マンガバ
0
“日本の漫画は工場で大量生産しコンビニで売っているアイスクリーム。バンドデシネは菓子職人が丁寧に材料を選び時間をかけて作ったアイスクリーム”との例えの様に終始バンドデシネを持ち上げ日本の漫画をこき下ろす出羽守本。 少年漫画は手塚治虫から進化していない様に語り、日本独自のジャンルであるとする少女漫画への理解も浅はか。 バンドデシネ各作品の説明も分かりにくく読み進めるのが色々な意味で苦痛。2024/02/03
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