釈尊と日蓮の女性観

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  • サイズ B6判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846003111
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0015

内容説明

サンスクリット語で『法華経』を読み、鳩摩羅什訳の『法華経』観に疑義を呈し、その男女観に新機軸を打ち立てたあと、日蓮の多くの著作から、その“男女平等思想”を検証する意欲作。

目次

第1部 検証・仏教は女性差別の宗教か?(仏教は女性蔑視の宗教か?;釈尊の公平な女性観;『テーリーガーター』の溌剌とした女性像;ヒンドゥー社会の偏った女性観 ほか)
第2部 男性原理・女性原理で読む日蓮(日蓮の男性観、女性観;男性原理と女性原理の本迹;「二求両願」に見る男性観、女性観;提婆と竜女の成仏は一体 ほか)

著者等紹介

植木雅俊[ウエキマサトシ]
1951年、長崎県生まれ。九州大学理学部卒。九州大学大学院修士課程修了(理学修士)。東洋大学博士後期課程中途退学(文学修士)。東方学院で中村元博士からインド思想・仏教思想論などを学ぶとともに、サンスクリット語を受講。2002年に学位請求論文「仏教におけるジェンダー平等の研究―『法華経』に至るインド仏教からの考察」でお茶の水女子大学から男性としては初の人文科学博士を取得。日本ペンクラブ、東方研究会、日本印度学仏教学会、比較思想学会、仏教思想学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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