内容説明
昭和20年3月、東京大空襲に参加したB29爆撃機が茨城県筑波郡に墜落。当時、小学二年の著者は生存米兵三人をまぢかに目撃。五十余年を経て、墜落機尾翼の番号を手掛りに、米兵のその後を究明する。
目次
序章 いまなぜB29なのか
第1章 背景―米国における対日イメージの変遷
第2章 背景―捕虜の取扱いに見る日本の軍国化
第3章 東京大空襲とB29の墜落
第4章 墜落地周辺の地理・教育・伝統文化
第5章 B29墜落に見る「菊と刀」
第6章 搭乗員遺族の墜落調査への反響
第7章 帝都防衛の迎撃と墜落地住民の証言
終章 真の国際化と国際理解を願って