感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アンゴ
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地理学者の著者が、たまたまパリで手にしたトイレットペーパーから既成概念に囚われていた事に気づき好奇心を呼び覚まし、世界中のトイレについて余業で始めた研究の初期著作。人糞地理学と揶揄されながら日本トイレ協会初代会長に就任され、国際シンポジウムを開催するなど様々な角度からトイレの問題点を提起、日本のトイレ学をリードされた。ユーモアを交え堅苦しくはないが、真面目な内容。1987年出版とトイレ学草創期の視点で語られている。エネルギーを消費する現在の日本のハイテクトイレは氏の理想から離れてはいないだろうか。2014/04/12
1977年から
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1990年