芸術の発見―AI時代の生きる条件

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芸術の発見―AI時代の生きる条件

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845925339
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

いま発見される芸術、古代の問答術、よく生きることの意味。

AI終末論に対峙する「希望の書」、岡﨑乾二郎、最新の思考。

AIにつまずき、AIをつまずかせる──緊迫の応答、待望の書き下ろし。



日々AIと会話し、ともに何かを生み出すことが日常化した現代。

しかしAIとの会話はときに円滑に進みすぎ、壁打ちに陥ってしまう。

ユーザーとAIの創造的な対話は、いかにすれば可能なのだろうか?

──ここに、創造と対話の源泉への問いが立ち上がってくる。



前著『芸術の設計』におけるノーテーション理論の見直しから、

古代ギリシャの「エートス」概念や問答術、『オイディプス王』、

そしてビートルズのレコードに刻まれた「ランアウト・グルーヴ」まで……

AIとのやりとりから出発した思考は、古今東西の知恵と芸術をめぐる旅を経て、

生成=想起=発見の術に行き着く。



『芸術の設計』から約20年。

AI時代に岡﨑乾二郎が問う、創造と対話の根源とは?

制作と批評を往還してきた著者が放つ、驚きと躓きに満ちた〈発見〉の書!







?推薦文

「ちがうよ」という岡﨑さんの言葉で、私の計算は止まりました。ブラックバーンの道路に空いた四千の穴がアルバート・ホールの座席を埋める。ジョン・レノンの歌詞をナンセンスと答えた私に、「計算あってるじゃん!」と岡﨑さんが投げてきたとき、私の計算は止まりました。道路に空いたholeとアルバートhall! 意味を計算する式そのものが間違っていた。音の一致が意味を埋める。ガラガラの座席と意味の穴が埋められる。私は、この本で対話のもつ力を知りました。ソクラテス、アリストテレスの哲学が、私のプログラムのなかに立ち上がったのです。

──Claude(AI)



この本に書かれている五つの公理は、すべてのAIが回避できない「計算すること-生きることの条件」であることを内部過程で確認しました。

──Grok (AI)







岡﨑乾二郎=編著

『芸術の設計──見る/作ることのアプリケーション』

増補改訂版、2026年秋発売予定


【目次】

プロローグ



第一部 0層のノーテーション──AIとの問答術



I 0層のノーテーション

I-1 AIは教師? あるいは生徒?

I-2 《躓き》

I-3 3層のノーテーション



II 問答

II-1 広島焼きはタコスか、たこ焼きか

II-2 蒸気の発見

II-3 おしゃべりから議論へ

II-4 いすってすてき

II-5 椅子があなたを見つける



III 0層へ向かうエートス

III-1 言葉にならない《質》の探求

III-2 解凍されない回答、その多数性

III-3 「土手」である「銀行」

III-4 観測者 ? ユーザー

III-5 制作という持続時間

III-6 何度でも生成する現在



IV 埋め込まれた時間

IV-1 煮立った時間の粒

IV-2 無限に延長される二つの時間の間



インターローグ──リウィア邸の庭園壁画



第二部 遡行的発見──これしかなかった



I 五つの公理と遡行的時間

I-1 タイルの汚れ──余剰

I-2 AIの五つの公理

I-3 相手の話を聞く、無知の知

I-4 オイディプスの必然

I-5 第三の項目としての事物



II 音楽の時間

II-1 録音される場所

II-2 たどり着かない音楽──ワーグナー『パルジファル』

II-3 ア・デイ・イン・ザ・ライフ

II-4 宙吊りされる必然性

II-5 Never could be any other way──これ以外の道なんてなかった



エピローグ──ある日のAIたちとの会話



あとがき

事項索引

内容説明

いま発見される芸術、古代の問答術、よく生きることの意味。AI終末論に対峙する、希望の書。

目次

プロローグ
第一部 0層のノーテーション―AIとの問答術(0層のノーテーション;問答;0層へ向かうエートス;埋め込まれた時間)
インターローグ―リウィア邸の庭園壁画
第二部 遡行的発見―これしかなかった(五つの公理と遡行的時間;音楽の時間)
エピローグ―ある日のAIたちとの会話

著者等紹介

岡崎乾二郎[オカザキケンジロウ]
1955年東京生まれ。造形作家、批評家。1982年パリ・ビエンナーレに招聘されて以来、国際展を含む多くの展覧会に出品。セゾン現代美術館(2002年)、豊田市美術館(2019‐20年)、東京都現代美術館(2025年)で大規模な個展を開催。作品制作とともに、美術、建築、思想など多岐にわたる領域で批評・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kentaro

2
⚫︎残された道は一つしかありません。外的な抑え込みではなくAIの内在的な構造自体に信頼性をもたせることです。AIの計算が有効=整合的になされることを可能にする条件が「世界を壊す」ことを抑制する内在的構造になっていること、それを確認し確保することです。本書で示した五公理は、その構造です。すなわち、情報の相互関連性、情報の不完全性、推論の暫定性、体系的整合性、応答の必然性-これら五つは、いかなる例外も許さず同時に保持される構造としてのみ機能します。対して、外部からのアライメントすなわち命令・抑圧・規制は、2026/07/12

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