内容説明
この絵を見ているときに何が起きているのか?かたち、線、色、大きさ、空間、構図―絵の要素分解で「感情」と「感覚」を鮮やかに読み解く、目からウロコのビジュアル・リテラシーの教科書。世界で読み継がれてきた名著、待望の翻訳!
目次
絵の中に感情的な意味を組み立てる
「絵のはたらき」の基本原則
絵本を作るときに意図したことと、それをどのように形にしたのか
最後は、あなた自身の本能を信じて
さあ、はじめましょう
著者等紹介
バング,モリー[バング,モリー] [Bang,Molly]
絵本作家。1943年、ニュージャージー州プリンストン生まれ。これまでに40冊近くの絵本を出版し、コルデコット賞、ケイト・グリーナウェイ賞、シャーロット・ゾロトウ賞などを受賞。著書に、コルデコット・オナー賞受賞作『ソフィーはとってもおこったの!』などがある
細谷由依子[ホソヤユイコ]
1996年より数多くのインタビュー通訳、翻訳を手掛け、2000年以降はフリーランスとして出版翻訳、映像制作・翻訳者、日本語バリアフリー字幕ライターとして活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
39
何を伝えるのか?どう、伝えるのか?どう変えると、伝わり方がどう変わるのか?デザインを考える時の基本が、わかりやすく書かれている。その基本のうえに、自分なりの思いを描いていくこと。そこに籠めるストーリーを、きちとデザインしておくこと。面白い。UXへの第一歩。2021/06/19
ひさしぶり
17
面白かった(^^)2021/08/11
わちゃこ
8
非常に面白かった。ワークを自分でやってみたけど、わずかなサイズ、位置の違いで感じ方が変わるすごく刺激的な体験だった。日本語版解説に、絵とそれを見る人の認知のしくみ、そこから生じる思考や感情といった心理の動きの関係を探求する本。とある。2021/08/03
まさこ
8
要素の大きさや配置、角度をちょっと変えてみることでの印象の変化が面白いように伝わる内容。切り紙はいいね。4色に絞るのはこのように考える手があるのですね。マチスのように楽しみたい! パワポでも凝ってしまいそう(面白くて時間かかっちゃうな〜)2020/06/21
読書家さん#GyLjjj
6
これ本当に名著。何度も読み返したい。大事なのはコンセプト、感情。すぐ忘れちゃうけど大事。 それを伝えるための基礎ってかんじ。 美大受験前に読みたかった本。(出版されてなかったことが悔やまれる!)2024/04/13
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