内容説明
人間のためのデザインとは何か―多くのデザイナーを育てた情報デザイン分野の第一人者が30年にわたる試行錯誤の集大成として、自身のデザイン哲学と社会におけるかかわり合いのデザインの可能性を綴る。
目次
第1章 デザインを見つめると?―情報デザインの原点をふり返る
第2章 情報デザインの学び方―無重力の場をかたちづくる教室
第3章 6つのデザインスタディーズ―情報デザインの可能性を拓く
第4章 パイオニアたちとの出会い―世界の先駆者から学んだこと
第5章 社会のかたちをつくり合う―生きたい社会をデザインするには?
第6章 芸術と科学の新たな関係―知覚と概念の統合を目指して
第7章 デザインできるようになる―子どもたちのいるデザイン学校
著者等紹介
須永剛司[スナガタケシ]
神奈川県横浜市出身。多摩美術大学立体デザイン科を卒業しGKインダストリアルデザイン研究所勤務。デザインの現場を離れ筑波大学大学院でデザインと認知科学の学際領域を学ぶ。1987年学術博士(筑波大)。大学院修了後、筑波大学芸術学系助手。88~89年イリノイ工科大学で情報設計方法を研究。89年より多摩美術大学美術学部二部デザイン学科の開設に参画。95~96年スタンフォード大学コンピュータ科学部でヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)を研究。98年多摩美術大学美術学部に情報デザイン科を開設。日本の情報デザイン分野を拓き、教育活動のほか異分野連携による研究活動を展開。2012~14アアルト大学(フィンランド)科学芸術諮問委員、13~19年京都大学デザインスクール特任教授、15年アアルト大学客員教授、15~19年東京藝術大学美術学部デザイン科教授。19年から公立はこだて未来大学特任教授。現在、社会とともに進めるデザインのあり方と新たなデザインの学びを開拓している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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