内容説明
キャラクターや物語を生かすも殺すも場面設定の良し悪し次第!225パターンの場所・環境・背景を通じて自由自在に「場面設定」をつくりあげるテクニックをこの一冊で習熟しよう!大ヒット「類語辞典」シリーズ第4弾!
目次
郊外編(基礎設定;学校;自然と地形)
都市編(基礎設定;飲食店;小売店;交通機関・施設)
著者等紹介
アッカーマン,アンジェラ[アッカーマン,アンジェラ] [Ackerman,Angela]
主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマにした小説を書いている。SCBWI(児童書籍作家・イラストレーター協会)会員である。カナダのアルバータ州カルガリーに暮らす
パグリッシ,ベッカ[パグリッシ,ベッカ] [Puglisi,Becca]
多くの作家と作家志望者が集まるウェブサイト「Writers Helping Writers(前身は「The Bookshelf Muse」)」を運営している
滝本杏奈[タキモトアンナ]
津田塾大学英文学科を卒業後、creativehybridに所属、広告・映像ジャンルを中心に幅広く翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小早敷彰良
14
設定は手段だ。作品の雰囲気を決める。または登場人物を特徴づける。背景を語りストーリーラインの役割を示す。場面設定の例だけでなく方法論まで言語されているところが辞書と違い、どちらかというとコラム多めの資料集を思い出した。 #読了2021/08/04
あっくん
10
場面を「たらしめるもの」はなんだろう、と考えてみる時に役に立つ。感覚が繊細に、思い出が鮮明になる。作り出したい場面のディティールを作り込む事に一役買ってくれそうだ。更に良いのは、個人的な思い込みのある場面の補正にもなってくれそうなところ。知りたい場面を引くも良し、パラパラめくって読むも良し、良い本です。2017/06/14
†漆黒ノ堕天使むきめい†
9
設定の必要性や適当な描写の量、説明を感じさせない事、五感の描写。納得できる事が多いが、まだそれを行う技量が無いなあ。2018/03/27
えびちり
7
通販で購入し、この分厚さにまず手に取った時に驚きました。なぜか、文庫だと思ってた。実に多彩なロケーションが、光景から感覚的なものまで記述されていてとても参考になります。普通は入れない場所とか、よく知っていてもこうして情景の事例が羅列されることによって、新たな発見や自分が気づかずにいた部分を再確認できて新鮮な気分です。難民キャンプや独房とか普通入れるような場所じゃないし。ただし自分が一番知りたかった場所はなく、少し悔しい。「娼館」とかの風俗系の光景、あればよかったのになー。2017/06/04
芙蓉
6
小説を書くために参考に購入2021/04/17