内容説明
アートと社会の関係性はいかに変化してきたか?20世紀以降の芸術史において見逃されてきた「参加」の系譜を再編集し、現代アートの最新動向を批判的に読解する。
目次
序論
第1章 社会的転回:コラボレーションとその居心地の悪さ
第2章 人工地獄:歴史的前衛
第3章 私は参加する、君は参加する、彼は参加する…
第4章 明示された社会のサディズム
第5章 社会主義の内にある社会性
第6章 附帯の人々:芸術家斡旋グループとコミュニティ・アート
第7章 旧西側体制:一九九〇年代初期におけるプロジェクトとしての芸術
第8章 委任されたパフォーマンス:外部に委ねられる真正性
第9章 教育におけるプロジェクト:「いかに芸術作品であるかのように、授業を生きさせるか」
結論
著者等紹介
ビショップ,クレア[ビショップ,クレア] [Bishop,Claire]
1971年生まれ。美術史家および美術批評。1994年にケンブリッジ大学セント・ジョーンズ校美術史学科を卒業後、エセックス大学の同学科で修士号(1996)および博士号(2002)を取得。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの専任講師(2001‐06)、ウォーリック大学の美術史学科の准教授(2006‐08)を務める。2008年にニューヨーク市立大学大学院センターに准教授として着任。現在、同校の美術史学科教授。専門は近現代美術史(とくに参加型アート、キュレーティング理論、1989年以降の西欧の美術動向)
大森俊克[オオモリトシカツ]
1975年生まれ。美術批評、現代美術史。明治大学英文学科卒業。ベルリン自由大学美術史学科基礎および専門課程修了(修士)。ハンブルガー・バーンホフ現代美術館(ベルリン)研修生を経て帰国。東京芸術大学美術研究科博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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