脚本を書くために知っておきたい心理学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845914449
  • NDC分類 901.27
  • Cコード C0074

内容説明

『スター・ウォーズ』には、フロイト、『ハリー・ポッター』には、アドラー、『スパイダーマン』には、ユング…名作の“鍵”は心理学にあった。各章に要点、練習問題、チェックポイント付き。

目次

1 ジークムント・フロイト―「葛藤」がキャラクター作りのインスピレーションになる
2 エリク・エリクソン―「アイデンティティの危機」が物語を作る
3 カール・ユング―「集合的無意識」こそが創造の源泉
4 ジョーゼフ・キャンベル―「英雄の旅」を心理学で考える
5 アルフレッド・アドラー―子供主人公の成長と葛藤を描くには?
6 ロロ・メイ―「私はなぜ存在するのか?」実存的な問いかけを脚本に

著者等紹介

インディック,ウィリアム[インディック,ウィリアム] [Indick,William]
ニューヨーク大学において、心理学の学士号(1993年)と音楽療法の修士号(1996年)を取得した。特殊教育の教師とクリエイティヴ・アート・セラピストとして働いたのち、コーネル大学で発達心理学の博士号を取得(2001年)。脚本家、作家、脚本術のコンサルタントとして活躍中で、さらにニューヨーク州、オークデールのダウリング・カレッジの心理学の助教を務め、以下のような講座を担当している。「映画における心理学」、「西部劇」、「映画におけるアイデンティティ」、「個のアイデンティティの構築」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AQL

2
心理学を援用することで「観客の感情誘導(感情移入)」に配慮して映画脚本を検討できるようになるとともに、映画の登場人物という「不純物のないパーソナリティ」によって各学説を知る助けにもなる、一石二鳥な入門書。(なお、例によって訳文は酷い。いやしくも映像系の出版社が『風邪と共に去りぬ』なんて許してはいけない)2015/05/24

新橋九段

1
脚本のセオリーを心理学と関連付けることでよりわかりやすく体系的に理解することが出来る。どれか1つでも採用するだけでもぐっと脚本の出来が良くなるかも。2015/11/19

LW

1
そもそも分析という行為が典型に寄る行為であるというのはわかるのだが、それにしても扱っている内容があまりにも典型的アメリカンストーリーすぎないか(扱っているのが米国産映画という意味ではなく、内容の印象として)。セックスとバイオレンスで行動する敵というのは今時半分もいないように思う。内容自体はきっちりと心理学に踏み込んでおり、量的にも豊富な読み応えのあるもので、タイトル通り「脚本を書く」基本を押さえたいなら良書ではあるのだが、やはりタイトル通り知るべきではなく「知っておきたい」程度に過ぎないような感じもする。2015/10/30

アニリン塩酸塩

0
良著だが訳が雑。風邪と共にさりぬ。2016/07/07

サワ

0
使えるかどうかようわからんやつ。2015/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9651151
  • ご注意事項

最近チェックした商品