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内容説明
北海道ローカル番組から全国区へと瞬く間に拡大した、超人気番組「水曜どうでしょう」。「言葉で説明できないけど面白い」「なぜかついつい見てしまう」そんな不思議な魅力とその構造のひみつを、臨床心理学から解き明かす。
目次
第1講 物語の二重構造
第2講 世界の切り取り方と世界までの距離
第3講 偶然と反復
第4講 旅の仲間のそれぞれの役割
第5講 結局、どうして面白いのか
第6講 「水曜どうでしょう」とカウンセリング
著者等紹介
佐々木玲仁[ササキレイジ]
1969年東京都生まれ。九州大学大学院人間環境学研究院准教授。博士(教育学)、臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科修了。京都文教大学臨床心理学部専任講師を経て現職。専門は心理療法における描画法、臨床心理学研究法など。2009年日本心理臨床学会奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じゅき
40
臨床心理学の先生が【水曜どうでしょう】を分析。あ~そういうこともあるのね~ふぅ~ん。。活字で表現するのって難しいよなぁ~と思いながら読みました。なんだろうな~ホッとして面白いそして一緒に旅や釣りをしている感じが共感2014/07/08
ねむねむあくび♪
33
大学教授による撮影技術や人間心理学などとても学術的で、興味深く読んだ。が、番組のノベライズ的な軽い読み物では無かった。ちょっと残念…。映像学科の講義、と言った感じの内容。まあ、勉強になったと思う。2013/01/27
なるみ(旧Narumi)
30
佐々木先生が言う「メタ物語」が最後まで理解できなかった私…悲しいけれど、佐々木先生が学術的に解説される部分は流し読みになってしまいました。しかし意義ある一冊だと思います。また水どうを久しぶりに観たくなった一冊でもありました。あとやっぱり「パイ食わねぇか」は名言の一つなのね、と夏野菜スペシャルが一番大好きな私はにんまりでした。2015/03/30
tokkun1002
24
水曜どうでしょう関連本。九州大学大学院人間環境学研究院准教授、博士、臨床心理士、佐々木さんが藤村D、嬉野Dにインタビューし、仕組みを紐解いてゆく。2人の著書よりも2人の考えや思いの違いがはっきり対立していて興味深い。映像を分析した後付け的理論は詰まらないけれどまた、佐々木さんの学問寄りな解説も眠たいけれど両Dの意見のぶつけ合いは人間臭く、また小物っぽくて面白い。2013/10/02
Penguin
20
番組の見方がちょっとかわった♪そして、どうでしょうがまた観たくなるヽ(*´▽)ノ♪2013/01/30