内容説明
アートの“本質”を身につけるための発想とは何か。作り、観て、深く感じるための方法が満載。ドローイングの基本、表現形式や素材の選び方から、構図の作り方、観察力の養い方まで。制作のテクニックと世界と対話するためのすべて―。
著者等紹介
ホワイト,キット[ホワイト,キット][White,Kit]
ニューヨーク市を拠点に活動しているアーティストで、同市ブルックリンのプラット・インスティテュート修士課程で准教授を務める。ハーヴァード大学で美術を学んだのち、ニューヨークをはじめ世界各地で個展を開催してきた。作家のアンドレア・バーネットは妻
村上華子[ムラカミハナコ]
東京大学文学部卒、東京芸術大学大学院映像研究科修了。ベルギー政府給費留学を経て現在パリ第8大学造形学部博士課程在学中。越後妻有トリエンナーレをはじめ、フランス、レバノンでも作品を発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nem-nem
1
最後の[101]は、「アートスクールを出たからといって/アーティストとして成功するわけではありません」。今まで真面目に読んできて損した~、と思えるほど陳腐な一文。アートスクール出身ではないわたしにはちょっと難解な章もあったのだが、ここへきて言わずもがなな内容を加えるとは。2020/12/06
みんみん
1
すぐに役に立つテクニック的な内容から、哲学的な内容まで、とても示唆に富んだ本でした。印象に残っているのは、バーナード・ショーという作家からの引用「できる者は実行する。できない者が教える。」2016/10/20
EN
1
自分が必要かなと思った教えは32個だった。101の教えが1つ1つ記されていて、手帳にメモしたので、また制作につまずいた時に読むことがあるかもしれないが、今の私には32個で充分だった。なかなかアーティストには厳しい、批評を正面から受け入れる、など厳しい指摘も中には入っている。2016/03/05
towerofthesun
0
テクニックではなく下地として持っておくべき思想が101個。手元に置いて暇なときに見返したい。フィルム、ビジネス、料理スクール…同じシリーズの他の本も読んでみよう。2014/10/23
ひかり
0
哲学的な教えから具体的な教えまで幅広く載っていた。この本は一度読んで終わりというものではなく、何かを掴みたいときやアイデアに窮した時にその都度読むべきものだと思う。2013/02/25