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内容説明
自主制作DVD『DV』の制作過程から、流通や販促のハウツー、決算報告、そして震災後の東京を映した『トーキョードリフター』につながる想いまでを大公開。いま、インディペンデントについて感じる憤りと可能性のすべてを赤裸々に書き下ろす。
目次
序章 イントロダクション―今、映画の“伝え方”を考える理由
第1章 自分で“作る”―僕はなぜ『DV』を作ったのか?
第2章 自分で“広める”1―流通/デザイン/仲間たち
第3章 自分で“広める”2―付加価値を高めるプロセス
第4章 自分で“回収する”―誰かに手渡してこそ、「商品」になる
終章 そしてまた“作る”―震災後、東京で‐『トーキョードリフター』
著者等紹介
松江哲明[マツエテツアキ]
1977年東京都出身。1999年、日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として作った『あんにょんキムチ』が一般公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波特別賞、平成12年度文化庁優秀映画賞などを受賞。2009年の『あんにょん由美香』で第64回毎日映画コンクールドキュメンタリー賞などを受賞。同年『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garth
2
「トーキョー・ドリフター」への準備として読む。松江くんは本当にやり手だなあと思うとともに(これは皮肉じゃないよ)、もうちょっと雑味も欲しいよなあと思う。彼の場合、雑味にあたるところまで作品になっちゃってるんだよねえ。2011/11/29
nizimasu
1
今や映画監督も食っていくのが厳しい時代。職業作家でもそうなのだから、インディー、つまりフリーの人はどうなのか。精力的な活動をする松江氏はその問いを作品をつくりながら、自問自答、時にはレーベルオーナーやTシャツブランドの社長に話を聞く。今の時代、そうした活動自体をつまびらかにすることもセルフブランディングになっているのだなあと素朴に思う。2011/12/01
left9100
0
この本は、映像作家だけでなく、イラストや小説を書いている人にも 役に立つと思った2016/01/04