映画の瞬き―映像編集という仕事

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845908202
  • NDC分類 778.4
  • Cコード C0074

出版社内容情報

RHYMESTER宇多丸

ジョージ・ルーカス

フランシス・F・コッポラ 推薦!



画面を息づかせる〈編集〉の極意。

古書価格高騰の名著が、新装版となって復活!







ハリウッドの第一線で活躍してきたカリスマ映画編集者が、

長年の経験で得た知識とセンスを伝授!



著者のウォルター・マーチは、『地獄の黙示録』『イングリッシュ・ペイシェント』『ゴースト/ニューヨークの幻』『ゴッドファーザー PART?』など、数多くの作品の映像編集とサウンド・ミックスの2分野で名を残してきました。フィルム時代から業界に携わり、フランシス・F・コッポラ、フレッド・ジンネマンなどの大御所監督から厚い信頼を寄せられてきた編集界のエキスパートです。



みずからの豊富な経験をもとに、映像編集のエッセンスを時に厳しく、時にユーモアを交えながら伝授した本書は、「映像編集のバイブル」として英語圏でロングセラーを記録。その熱き編集哲学は全世界で多くの人の心を掴んできました。



※フィルムアート社50周年記念の新装版になります



観客が直接「見る」ことはできない。

しかしそれは同時に、

このアートフォームの根幹を成す、

飛躍的な創造のプロセスでもある

――映画における最もマジカルな領域、

「編集」の奥義を匠が解き明かす、必読の名著!

RHYMESTER宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)





映画制作のプロセスを知りたいと思っている

あらゆる人々にとって、この本はマスト・アイテムだ。

ジョージ・ルーカス





ウォルターは私の目指す先駆者そのものであり、

彼の発する言葉には、注意深く、

そして楽しみながら耳を傾ける価値がある。

フランシス・F・コッポラ





実際の話、マーチは自分の手がけた

あらゆる作品と恋愛関係にあったのだ。

本書は、そんな彼の情熱の記録である。

ついに彼は、さまざまな作品との恋愛経験を

こと細かく打明けてくれたというわけだ。

映画をそこまで愛することができない者たちのために。

フィリップ・カウフマン





このささやかな本には、映画が産み出される神秘さに関して、

直接的な現場の知識がふんだんに収められている。

プロにとっても映画ファンにとっても、

計り知れないほどの価値があるだろう。

フレッド・ジンネマン

フランシス・F・コッポラによる序文

新装版に向けてのまえがき

まえがき

1 映像編集という仕事

 作品の影にあるもの

 なぜカットが機能するのか?

 「出来の悪い部分を取り除く」仕事

 最小で最大を語る

 六つのルール

 観客の目をそらす

 画面の外は見ない

 二人三脚で見る夢

 チームワーク――複数の編集者による作業

 決定的瞬間

 方法と機材――大理石と粘土

 テスト上映――関連痛

 大丈夫、ただの映画だよ

 ドラグネット

 ウィンクするドットの宇宙

2 デジタル・エディティング――過去、現在、そして予想される未来

 天文学的数字

 エレクトロニックの利点

 デジタル――バック・トゥ・ザ・フューチャー

 アナログからデジタルへの転換

 開発における問題点

 「イングリッシュ・ペイシェント」が一人半

 あの機器に出会った男 

 ランダム・アクセスとスピード

 デジタル編集――より速く、もっと速く、さらに速く?

 一般的意見――セルロイドのアマゾン

 デジタルの現在

 デジタルの未来

 ワーグナーの総合芸術

著者ウォルター・マーチのその後――訳者あとがきにかえて

ウォルター・マーチ[ウォルター・マーチ]
著・文・その他

内容説明

ハリウッドの第一線で活躍してきたカリスマ映画編集者が、長年の経験で得た知識とセンスを伝授。画面を息づかせる“編集”の極意。

目次

映像編集という仕事(作品の影にあるもの;なぜカットが機能するのか?;「出来の悪い部分を取り除く」仕事;最小で最大を語る ほか)
デジタル・エディティング―過去、現在、そして予想させる未来(天文学的数字;エレクトロニックの利点;デジタル―バック・トゥ・ザ・フューチャー;アナログからデジタルへの転換 ほか)

著者等紹介

マーチ,ウォルター[マーチ,ウォルター][Murch,Walter]
1943年、ニューヨーク生まれ。南カリフォルニア大学映画学科に入るため西海岸へ向かい、映像編集とサウンド・ミックスの2分野で活躍。『カンバセーション…盗聴…』『ジュリア』でアカデミー賞の音響編集賞にノミネートされ、『地獄の黙示録』で受賞。1991年には『ゴースト/ニューヨークの幻』と『ゴッドファーザーPART3』が同編集賞にダブルノミネートされ、1997年、『イングリッシュ・ペイシェント』で音響編集賞と編集賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げる。フィルム修復も手がけており、彼の修復によってリバイバル公開された作品に『黒い罠 完全版』『地獄の黙示録・特別完全版』がある。また、1985年に公開された『オズ』では監督および共同脚本にあたっている

吉田俊太郎[ヨシダシュンタロウ]
翻訳家。ロンドン、バルセロナを拠点にテレビ・ディレクター、ライターとして活動後、2000年に帰国。現在は映画、教材、広告を中心に翻訳活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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基地山

5
カットしてはいけないものの順列として①感情②ストーリー③リズム④視線〈観客の興味の焦点となる事物や動き〉⑤スクリーンの二次元性〈奥行きなど配置〉⑥三次空間の継続性〈人物の位置など〉を私的しているのが良かった。特に撮影現場ですぐ脅迫的に言われる〈繫がるつながらない問題〉が一番優先順位が低いという点に心を強くした。カメラマンの〈それ、つながりませんよ!〉なんて言葉は糞くらえさ!また扱っているものがなんであれ、製作途中で方向性を変えてしまうのが最大の駄作を原因だという言葉は肝に銘じたい2010/06/17

なにしな

3
ぼくが編集を始めようとしたときには、フィルム編集者はなかなかお目にかかれずAdobeかAppleしか選択肢が見えない状況だった。デジタルの使い手として、それでも、そのタイムライン(シーケンス)の裏にフィルムの香りを嗅ぎ取らなければいけないことは何度かあった。彼のような人の話を聞いて、フィルムの思考を追尾していくことができるのは誠に喜ばしい。2019/08/09

mizzan72

3
ウォルターマーチ。最近その存在を知り、その知識の広さと、思考の深さに驚いてしまった。そんな彼が、本業である映像編集について書いている。デジタルとアナログ、科学と芸術、はたまた医学や物理学の分野にまで飛躍して、自由に思考を行き来する様は、一介の映画編集者という枠を超えて、映画界におけるバックミンスターフラーといったところ。中でも、登場人物と演者、編集者、さらに観客までも含めて「瞬き」が同期するのでは、という仮説から、カット割りの意味を見つける考察は、驚きすぎてチビった。2015/04/19

yyhhyy

3
映画編集者の心構え的な本だった。個人的には「カットの切れ目は瞬きのタイミングと同じ。相手の反応に注目すべきときは話者に切り替えず聞き手を写す」という内容に大きな発見2014/08/18

偏頭痛

3
瞬きが思考の切れ目でありそこが編集ポイントであるという指摘はなるほど!と思った。2009/11/23

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