黒澤明の作劇術

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845908189
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

“映画的”をきわめる執念と技巧。黒澤映画は世界遺産だ!巨匠没して早くも10年―黒澤映画の面白さを劇的発想の根源から明かす。

目次

第1章 黒澤映画のドラマツルギー
第2章 いかにして作風を確立したか
第3章 三船敏郎との出会いと別れ
第4章 脚本共作システムの成立と消滅
第5章 痛快娯楽派の共作者・菊島隆三
第6章 重厚社会派の共作者・橋本忍
第7章 発想の源泉にあるもの
第8章 黒澤明のDNAを継ぐものたち

著者等紹介

古山敏幸[フルヤマトシユキ]
1954年、神戸市生まれ。同志社大学文学部卒業。1981年、オリジナル脚本『雷鳴のきざし』で新人脚本家の登竜門・城戸賞を受賞。同賞審査員の野村芳太郎監督の下で脚本を学ぶ。前田勝弘代表の幻燈社で劇映画の企画開発に関わる。広報誌編集者、古書店員、コピーライターとして生計を立てながら脚本を書き続けるが、いずれも映画化には至らず。現在、ビリー・ワイルダー論を準備中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

1
脚本家でもある著者が主にシナリオを分析し。黒澤の長所と弱点の双方を詳細に論じた、感動の黒澤映画論。2009/12/14

Glitter

0
黒澤映画に関する個別の要素について分析している。 体系化されていないので散らかった印象は拭えない。 黒澤明作劇の体系化は日本映画のためにもやるべきだが……まだ果たされていない。2016/12/07

kuma

0
しまった!自分にとってはとても役に立ち為になった本だった!Amazonで買わずに店頭で買ってあげればよかった。すこしクセのある考え方に戸惑う内容だけど、とても面白く夢中になって読めた本だった。2012/12/19

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