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シネマ・ガレージ―廃墟のなかの子供たち

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845906949
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

目次

1 廃墟のなかの子供たち(無様な人間たちの切なさが、たまらない!―『ガンモ』『ジュリアン』ハーモニー・コリン;みそっかす人間のフェミニンな優しさが。―『おわらない物語 アビバの場合』トッド・ソロンズ;W.アレン、愛するN.Y.を去る―『僕のニューヨークライフ』ウディ・アレン ほか)
2 僕たちのアヴァンギャルド(PV監督たちの表現に注目!―『マルコヴィッチの穴』スパイク・ジョーンズ、『ヒューマンネイチュア』ミシェル・ゴンドリー、『ストーカー』マーク・ロマネク;理屈を体現するヴィジュアル!―『ザ・セル』ターセム;チャンイーモウの頭のなか―『至福のとき』チャン・イーモウ ほか)
3 シネマ・ガレージの精神(作家と批評家の熾烈な関係;フラットな世界とカート・コバーンの自殺以降の風景;『イージー・ライダー』から始まった、ロック「物語」 ほか)

著者等紹介

森直人[モリナオト]
1971年8月22日和歌山県和歌山市生まれ。映画批評/雑文業。近畿大学文芸学部卒業後、数年のニート生活を経て上京。□□□(クチロロ)「朝の光」(HEADZ/WEATHER)共作詞、向井秀徳(ZAZEN BOYS)主催の映画サークル「現代会」オリジナルメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

5
今月に入って映画ばかり観ているせいか活字が全然頭に入らない(いつものことだが)。それで映画について書かれている本ばかり試しているのだけれど、森直人氏のこの著作は私と同じく音楽好きの視点から(むろん、映画評論家としての蓄積も見逃せないが)書かれていることもあって共感が持てる一冊だった。分かりやすい書物だ。「明晰」というのではない。エッジはそれほど尖っていない(失礼!)。だが、こちらに親しく語り掛けて来るその情熱を買いたいと思ったのだ。評価が合わない映画もあるがそれはまあご愛嬌か。観たい映画が増えた一冊だった2016/09/28

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