内容説明
ホーボー(移動労働者)、女性作曲家、ヴィルトゥオーソ・ピアニスト…誰も知らなかったソングキャッチャー(歌追い人)の旅。
目次
1 崇高への眼差し―カール・ラグルス
2 思想としての民謡―パーシー・グレインジャー
3 旧い賛美歌の世界を探る―ヘンリー・カウエル
4 解体するユーモア―シルベストレ・レブエルタス
5 幼子たちのいる風景―ルース・クロフォード・シーガー
6 放浪する魂―ハリー・パーチ
7 異界への憧憬―ポール・ボウルズ
8 響きあう星座―ジョン・ケージ
9 混血言語から浮かび上がるもの―ルー・ハリソン
10 魂の冒険者たち
著者等紹介
柿沼敏江[カキヌマトシエ]
静岡県生まれ。国立音楽大学、お茶の水女子大学大学院修士課程を経て、カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了。’89年Ph.D.京都市立芸術大学音楽学部助教授
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