内容説明
テレビ、CM、デジタルシネマ…これを知らないと映画テレビ現場ではやっていけない。現場から生まれた映像制作のポイントを解説。
目次
1 人はどのように映像を感じるか(人間の知覚;光と色;負の色/三原色以外の色 ほか)
2 どのように映像を製作するか(演出;映像と言語;シナリオ ほか)
3 デジタルシネマとは?(デジタルシネマ/24p方式;デジタルシネマのメリットと問題点)
著者等紹介
安藤絋平[アンドウコウヘイ]
映画監督、ハイビジョン・ディレクター。繊細で独創的な表現力で知られる。故寺山修司との欧州旅行で16ミリカメラを入手し、短編映画を撮り始める。1970年オーバーハウゼン国際短編映画祭入選、トノンレバン国際映画祭短編部門グランプリなど数多く受賞。他にCM作品など多数。TBSに入社、金曜ドラマ、東芝日曜劇場などテレビ界でも活躍。ハイヴィジョンを使っての作品制作では世界的な先駆者で、『アインシュタインは黄昏の向こうからやってくる』『フェルメールの囁き』などで、ハワイ国際映画祭銀賞特別賞、国際エレクトロニックシネマフェスティバル(スイス・モントルー)アストロラビウム賞などを受賞。日本映画監督協会常務理事、国際委員会委員長。2004年より早稲田大学大学院教授
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感想・レビュー
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梅田
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かなり実践的かつ基本的な映像技術について書いていて、クリエイターでない人にとっても参考になる本だと思う。筆者の主観は少なめでかなり教科書的な記述に終始しているが、以外にこういう本って少ないし、個人的に求めていた内容だったので読んでよかった。2016/10/23
Astro_amane
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映画製作者目線の本。映画を構成しているもの、カメラ、演出VFX、音響まで、基本的な事を解説している。映画をもっと知りたくなった!2012/06/28
tkm66
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著者は元天井桟敷団員にして元民放演出家2005/05/22