内容説明
個性派監督16人の、みずみずしい才能の原点。
目次
見るに耐えないが、特別な愛着のある映画―ジョエル&イーサン・コーエン「ブラッド・シンプル」
私たちは、フェミニスト映画を撮っているのよ―アリソン・アンダース「ガス・フード・ロジング」
時代精神に一致させることができるかどうかが問題だ―ケヴィン・スミス「クラークス」
カメラポジションが大事だということも知らなかった―スティーヴン・フリアーズ「ガムシュー(探偵)」
日常に潜む諸問題からドラマを作り上げたい―ケン・ローチ「夜空に星があるように」
他人のアイデアに縛られずに自由に撮る瞬間―マイク・リー「ブリーク・モーメンツ」
スタッフも、俳優も、私も、喜び楽しめる雰囲気を作ろうとした―ベルトラン・タヴェルニエ「サン・ポールの時計職人」
監督は立っているだけで、クルーの志気を高めなければならない―バリー・レヴィンソン「ダイナー」
自分の内なる目で見たものを表現すること―ニール・ジョーダン「殺人天使」
本番の演技とは、カメラにセクシャルな視線を送ることだ―マイク・フィギス「ストーミー・マンデー」〔ほか〕
著者等紹介
ローウェンスタイン,スティーヴン[ローウェンスタイン,スティーヴン][Lowenstein,Stephen]
チャンネル4、ITV、BBCのドキュメンタリー制作に数多く携わる。好評を得た二本の短篇映画の脚本家兼監督であり、現在英米両国で長篇劇映画の企画が進行中である。ロンドン在中
宮本高晴[ミヤモトタカハル]
1952年、福井県生まれ。早稲田大学大学院演劇専攻修士課程修了
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