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出版社内容情報
読むとお腹がすいてくる!
知らない日本が見えてくる!
東京でひとり暮らしをすることになった中国人の宗(そう)さん。
異国で食べる故郷の味はあたたかくて、どこか寂しい。
不安と期待をたずさえて、東京に住まう外国人。?
その「食の風景」を鮮やかに描く、
自分を生きるマイペース・移民グルメ&ライフ。
▼収録エピソード
第1話 入管と包子(バオズ)
第2話 江戸川の貝たち
第3話 夏の花火とジェンビングオズ
第4話 深夜の新小岩と担々麺
第5話 高田馬場とマーラータン
第6話 帰省と泡菜(パオツァイ)
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
s_s
6
最初から最後まで、漠然とした不安に苛まれているかのような居心地の悪さがあった。東京に住む「外国人」を主人公に据えて、文化の違いや肩身の狭さをリアルに描き出している。描線は大味で、大概の場合に読者を選ぶタイプの作品だとは思うが、何者でもない主人公の諦めのような感情が色濃く反映されている。作中のぎこちない言葉選びについては賛否が分かれそうな部分ではあるが、それもまた「自分の言葉」であり、替えが効かない唯ひとつの「本音」である。生活を楽しんでいるようで、どこか悲しみを漂わせる、何とも言えない読後感であった。2026/08/16
ぷほは
5
アサイーボウルやギリシャヨーグルトやタコスよりも、外から来たはずなのにそれなりに浸透した結果、なんだか昔からいた風の食べ物たち。肉まんではなく包子、ナッツの入った汁無しの担々麺、麻辣湯のカニ団子。これほど近さと遠さの絶妙さを関係づける国も日本にとって他にないわけだが、それだけでなく、あの大陸の広さや開発の速さもまた、この作中にただよう寄る辺なさに現れていると思った。その意味で、この作品は単なる「移民グルメ」なのではなく、間違いなく今の日本で描かれる一人の中国人から見た世界になっている。2026/08/06
たけのこ
4
おもしろかったですね~。 在日中国人という、どこか孤独をはらんだ雰囲気と、ノスタルジーと切っても切れない食への着眼点。そして、海外の人から見た日本という3つの切り口で楽しむことができるのが素晴らしいです。このゆるい絵柄もまたいい。 最近は在日の方が、それぞれの視点から見た日本を描いた作品がたくさんあって、どれも見方が違えば違って見えるのだなぁという楽しさがありますよね。一度まとめてみたいです。2026/08/11
ボンタンパンチ
2
東京で暮らす中国人が食べたり歩いたりする漫画。後書きでも特に触れられてはいないが作者の実体験がベースなのだろう、ゆるい絵柄だが生々しい感触があり、露悪的でもないのにざらっとしたものが残る。2026/08/23
YS-56
2
便利さとちょっとした気配りがおいしさを加速する。次はどんな味に出会えますかね。2026/08/01
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