ｔｏｒｃｈ ｃｏｍｉｃｓ 宙に参る 〈２〉

肋骨凹介

リイド社（2021/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 168p／高さ 19cm
• 商品コード 9784845860999
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みやしん]

人間が生命である以上、どんなに宇宙に進出しようが人工知能が発達しようが、食事はするし死を悼む風習は廃れない。況んや感情を寄り添える対象を求めるから人は愛情を重ねる事ができ、心の整理と儀式は切り離せない。①巻の内容を思い出さないと世界観に置いてけぼりになってしまう。

2021/08/29

[さとみん]

息子が予想とは違う方向でじーんときた。ロックバンドの話はとても好き。後日談も楽しくて、リアル法務部の見解まで載せてくれたのが完璧。緩くエピソードが繋がるロードムービー的な作品かと思いきや、単なる通りすがりかと思ってた人がキーになったりする意外性がクセになる。

2023/07/08

[ふりや]

内容をすっかり忘れてしまっていたので1巻から読み直し。夫の遺骨を義母に届けるため、人工知能の一人息子の宙二郎と宇宙の旅にでたソラは主婦で凄腕のエンジニア。その謎を暴くために現れるクセありのキャラたち。ほんわかした絵で描かれるガチガチのSF。里帰り中のソラに降りかかるエピソードのひとつひとつがとっても濃いです。隠された秘密があるソラにとてもロマンを感じます。個人的に好きなエピソードは宙二郎とマヤの交流。ロボットや人工知能の人権などは現実ではまだ先の話かもしれませんが、あり得る未来のひとつだと思いました。

2021/08/29

[オザマチ]

この世界の人工知能は言われたことをやるだけじゃなくて、きちんと人間のように学んでいるんだな。

2024/06/02

[もだんたいむす]

面白かった！ロボット（？）を使って戦う子供（？）がすごく気になった。こういったSFは好きだな。

2021/11/07