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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
89
1巻まで。うーん、まあまあ。太陽フレアによって地球上の「色素」が失われてしまい、同時に人間が異形のものになるのが当たり前になっている世界で、なぜか太鼓の人間のままの姿を残している少女と、マスクをかぶって色素について研究を続けている博士が出会い、色素を宗教化した団体と対決をするというSFファンタジー。設定はなかなかおもしろくて惹かれるところがあるんだけど、キャラクターの魅力不足なのか、シナリオがいまいちなのか、それとも絵柄のせいなのか、あまりのめり込めなかった。2021/01/23
レリナ
31
これはまた思わぬところから面白い作品が出てきた。色素を失った世界観がいい味出してるね。こういう世界観好みだ。人間が異形化しているのが、当たり前の世界。そんな中現れた異形化していない少女。これからの話の中心になりそうな存在。教団との戦いをしながら、失われた世界を取り戻していくことになりそうだが、アヴィディアの研究が進むにつれて、戦いは激化の一途を辿ることになりそうだ。新人とは思えない画力と話に引き込まれた。世界観、話の作り込み、アクション、キャラ、どれも良い。これはじっくり描いていってほしい。次巻に期待。2019/10/22
トラシショウ。
30
「マーシパルス」と呼ばれる極大レベルの太陽フレアにより、地上から「色素」の大半が失われ、人々が「祖先病」により例外なくその身を異形へと変化してから300年。色素を独自に研究する学者であるアヴィディアは、誘拐された馴染みの店のウエイトレス探しを引き受けるが、それは失われた色素の力を独占し、世界を牛耳ろうとする「教団」との暗闘の始まりだった。絵はかなり達者。何だか懐かしい硬派なSF同人誌テイストの表紙に惹かれ手に取る。後書きで作者が同人で刊行した作品の商業リメイクと知り、妙に合点がいった(以下コメ欄に余談)。2019/10/19
緋莢
18
お気に入り登録した方の感想に興味を惹かれて、手に取りました。“マーシルパルス”と名付けられた史上最大規模の太陽フレアにより、地球上の“色素”は奪われ、人類は“祖先病”と呼ばれる病により、その顔を大きく変化させていた。“色”を研究するアヴィディアは、行きつけの店の行方不明になった女の子を見つけ、助けるが、彼女には大きな秘密が…舞台となる世界の設定がツボで、読み始めてすぐにひきこまれました。“マーシルパルス”でテクノロジーのほとんどが失われていますが、その復活の鍵となりそうなのが“色”(続く2020/05/10
十二月の雀
10
世界的にはカラーレスだけど、主人公にはカラー必須。白黒印刷の世界の中に、カラー印刷されたグリーンが異彩を放つ。この演出は大変有効。その代わりお値段若干張るけどね。冒頭の赤い結晶の人はコヴェテスなのかな。最初から変身してる仮面ライダーと思えばいいのかな。お茶を淹れるだけのヒロインという配置が良い。何かのツボを心得ていますね。2021/02/04
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