感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
42
金杉橋での戦いが始まる。薩摩・御用盗の指揮官である相楽を討つべく総力戦。力自慢、体力自慢の農民に過ぎなかった一撃隊が白昼の奇襲を敢行。お目付け役の島田と和田も参戦。幕末でも武勇を誇った薩摩芋侍と凌ぎを削る死闘。誰もが思い通りに生きられないまま、命を失なってゆく。美しく散っていくとは言い難く、泥臭い戦いが続く。奇襲直前の、一撃隊士たちのそれぞれの想いが虚しく、そして悲しい。丑五郎だけはある程度未来を見据えていると思っていたが、時代のしがらみは誰をも絡め取って離さない。2022/07/30
smura
3
ついにこうなるのか。島田という武士に惚れる。百姓たちは死んで本当に本望なのだろうか。力石の章にはぐっときた。2019/09/22
ReiOdaira
2
うひー。 島田がぎっくり腰で襲撃に参加できなくなるかと思ったらそうではなかった。2019/12/01
わーぷ
2
まさにクライマックス。歴史的に相楽総三はこのタイミングで死なないはずだけど、この物語がどう転がっていくのか続きが楽しみで仕方ない。2019/09/23
ネタバレ:トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち
2
いよいよ壊滅でねぇか せめて目標は取れるんかの2019/09/15
-
- 和書
- 懺・百物語 竹書房文庫