出版社内容情報
不治の病でパンダ化しつつある半田と、先輩・竹林の探偵物語。変身病患者の切なくも救いある決断を描くアン・ヒューマン・ドラマ。不治の病でパンダ化しつつある半田と、先輩・竹林の探偵物語。変身病患者の切なくも救いある決断を描くアン・ヒューマン・ドラマ。
澤江ポンプ[サワエポンプ]
イラスト
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
59
ほんわかした絵だけど切ない話。変身病、動物や鳥、植物に少しずつ変身してしまう不治の病に罹ってしまった半田(はんだ)は、見た目がジャイアントパンダ化していく自分に不安を隠せない日々を過ごす。先輩・竹林と共に探偵として変身病を発症した人を相手にトラブルを解決していく中、彼らの姿と自分を重ねて色々とこじらせてしまうが・・。変身しきると人ではなくなるのか。それが死を意味するのか。変身で得た特別な才能が話のいいアクセントに。生きることをさらりと問う話、もっと読みたい。著者が復帰されて続編が出るのをお待ちしてます。2019/03/04
アマニョッキ
56
今年はじめて買った本。「変身病」という人が少しずつ動植物へ変異していく病気が蔓延する世の中で、探偵稼業を営む竹林と見習いの半田(半分パンダ)のお話。Webで2話までは読んでいたけれど、紙で読むとなお良い。さらりとしたタッチで深いテーマに触れていて、くすりと笑えてしみじみ泣ける。ああそう、わたしはこういう漫画が読みたかったんだと心から思う。1巻すごくいいところで終わったー!2巻待ち遠しい!そして売れてほしいですポンプさん!2019/01/05
トラシショウ。
29
読み友さんのつぶやきから。突発性多発性染色体変容。通称「変身病」と呼ばれるヒトが動植物へと緩やかに変異していく病が少しずつ蔓延している社会を舞台に、パンダへの変異を発症した青年・半田と、彼を雇い変身病専門の業務を請け負う先輩で探偵の竹林の二人が接していく多様な変身病患者達との交流を描く、ヒューマンドラマ仕立ての探偵モノ。何とはなし、「メメント・モリ(死を見つめよ)」の現代語訳なのかな、と思いながら読み終えた。突飛な設定ながら地に足の着いた堂々と、それでいて乾いたタッチが読ませる作り(以下コメ欄に余談)2019/01/02
ばんぶー
23
実は竹林センパイも変身病だった!続き、何時かなー?あんまりスパンが長いと忘れちゃうからなーw2019/03/16
しましまこ
22
表紙買い。パンダ探偵カッコかわええ~って買ったら、シリアスですか。身体が徐々に変化して人格が失われ、最終的には別の生物になっちゃう変身病。もふでも勘弁。2020/02/20
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