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出版社内容情報
幕末グルメに会いに行く!
江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。
その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる!
日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
95
嫌いじゃない。江戸にやってきた武士がひたすら毎日ダラダラしながら飯を食うっていう、それ以上の内容がほとんどないグルメマンガだし、普通の武士だからそんなにすごく珍しいものとかが出てくるわけでもないんだけど、あんまり深く考えずに無心になって読み進められてしまう。なによりも江戸時代のこういう暮らしを見ていると、のんびりしていてうらやましいなあと感じてしまうのは私が疲れているからだろうか。なむ2021/02/01
りらこ
19
江戸時代、妻子を国元に置いて参勤交代となると、上も下も単身赴任。いやお殿様は逆だけど。屋敷詰めではなく藩の長屋住まいの武士の日常。日記をもとに漫画化したもの。食べることを楽しんでいる。ぼやきながら叔父の世話を焼き、何かが手に入れば皆で分かち合い、連れ立って名物を食べにいく。王子の扇屋さんは今も玉子焼きの店。遠くて近い江戸時代。楽しい。2020/05/26
くり坊
10
紀州藩士の江戸勤め。江戸の食材で、食意地の張った叔父と自身を賄う。江戸の食事情の紹介が上方とのいかにもの対比でなく、和歌山、京都、江戸と微妙な距離感で述懐されるところが好印象。胡椒の話、意外だった。2016/01/06
はる
9
買い本。三度三度ご飯を食べる!幕末に近くなると買い食いもできるしお店もあるが、それでもたいへんなご飯作り。近くの小学校では3年生が七輪に炭をおこして餅を焼く体験があるのだけれど、地域のおとなもいっぱい保護者もいっぱい付いて大騒ぎだもの。伴四郎のこまめさはえらい。着付けの稽古も実践あるのみ、もちろん襟の取替えくらいはできるのかも。そして捨て子の一件では思わず貰い泣き。これは原作の『酒井伴四郎日記』を読まなければ。2016/02/18
シーナ@食べ物漫画好き
5
1冊目 土山しげる漫画でも「邪道」や「大食い甲子園」などと比べると断然面白いお薦め漫画。原作付きだが創作で無かったというのがまた…「元禄お畳奉行の日記」みたいに江戸の下級武士の生活というのが面白い。食べ歩きしてイマイチだったり、風呂屋行ってから酒飲んで帰ったりと庶民感覚あるあるは時代を通して伝わる。きっと文字で読むより漫画にすることで食欲を刺激する内容になっているのが素晴らしい。2017/04/30
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