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出版社内容情報
第69話「勝負」/三冬の出産を控え、落ち着かぬ大治郎に一刀流・谷鎌之助から試合が申し込まれる。この試合に勝てば、谷鎌之助は晴れて仕官が決まるというが……
第70話「初孫命名」/初孫の名付けに悩む小兵衛は、旧友の松崎助右衛門に相談に行くが、その途中で偶然、鐘ヶ淵にある小兵衛の隠宅への押し込み話を耳にして……
第71話「その日の三冬」/産後、三冬は出産祝いの品を買い求めに初めて外出した。そこで立て籠もり事件に遭遇するも、その犯人に三冬は見覚えが……
第72話『時雨蕎麦』/小兵衛の弟弟子の川上角五郎は当年六十歳ながら、博奕も酒も好きという元気な老人なのだが、この角五郎、この年齢にして後妻をもらうことになり……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
11
この中には4つの短篇が収められています。あまり事件らしい事件ではないのですが、人情の機微にかかわるところなどうまく描かれているように感じました。2014/06/24
ぶんぶん
11
三冬に子供が産まれた。喜び溢れる秋山家、名付けの事でも大わらわ。そんな矢先、三冬の前に表れたその男。三冬の懐かしくも心に残る出来事が…大治郎の立ち会い等、心に沁みるエピソードばかりです。しかし、池波正太郎の原作も良いが、大島氏の絵柄が良い。喜怒哀楽がはっきりした表現が素晴らしい。「親子刑事」以来の付き合いだが、あの頃と変わらぬ様だ。末長くガンバってもらいたい。2014/02/27
公路郎
2
やはり、人情なんですよね。面白いのは。 情けだったり、恋愛の慕情だったり。 剣客商売はやはり楽しい。2014/01/29
しのさん
1
孫というのはそんなにかわいいものなのだろうか。大島氏の絵が話の内容を豊かにしてくれている気がする。2014/03/07