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出版社内容情報
年の瀬も近いある日、とある旗本が辻斬りに遭い死亡した。
生き残った小者の証言によると、犯人は頭巾を被っており、
「あきやまだいじろう」と名乗りを上げたという。
重要参考人として評定所の取り調べを受けることになる大治郎、
一方、独自に犯人を追った小兵衛は事件の背後に
大きな陰謀が隠されていることに気が付いて………。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
11
このシリーズや鬼平犯科帳も原作で読んではいるのですが、内容はすっかり忘れてしまっています。これは珍しく1冊丸ごと長編ものでした。佐伯さんの居眠り磐音とは異なり、田沼意次は主人公に近い立ちいちです。田沼についても伊達騒動と同じように様々な見方があるのでいいとおもいます。2014/06/24
ぶんぶん
10
松平定信と田沼意次の場外戦に巻き込まれ、一橋卿の思惑も絡む謀略になすすべも無い秋山親子。執拗に刺客を行う謎の浪人。剣客商売、初の長編にオールスターが勢揃い。嫌疑を掛けられた大治郎は動きが取れず、小兵衛らも探索に乗り出すが…嘲笑うかの様に、ひとり、また一人と殺される。大団円、雨中の大殺陣に秋山小兵衛の手練の技が冴える。2014/02/22
しのさん
1
原作を読みなおしたので、こちらも読みなおしてみた。原作をどのように劇画化するか、画家の技量とともに作品の読み取り方がさいとうとは違うのだと思う。2014/03/18
しのさん
1
政争に巻き込まれてしまう親子。作者の時代感覚が先走っているような気も…。2014/03/07
公路郎
1
剣客の親子も、政治に巻き込まれていくわけですよね。大きなうねりに巻き込まれていくんですよね。2013/11/24