目次
第１章 恐怖の除霊体験（除霊中にポルターガイスト現象が！；女子高生をあの世へ誘う老婆の霊 ほか）
第２章 ロケ先での怪現象（ハワイの『開かずの間』；霊を呼ぶ実験 ほか）
第３章 不可思議な出来事（道連れを求める霊魂；お迎えにくる彼氏の霊 ほか）
第４章 霊界からの訪問者（墓地をさ迷う美女の霊；お寺に来る霊魂 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人００９
121
圓光寺住職・織田無道さんの怪談本は２２年前の本ですが、今でも全く色褪せずに面白く読めますね。除霊に成功した話と伝聞された悲惨な話が半々ぐらいで、やはり後者がお気の毒ですが何とも恐ろしいですね。『うかつに石を拾うなかれ』霊園の造成工事現場で大きな球体の珍しい石が６個も見つかる。社長に連絡が行き２個持ち帰って自宅に飾ると知人の同業の社長が欲しがってバブル期の勢いか四百万円もの高値で売られる。しかし彼は持ち帰る途中で車がトラックと正面衝突して即死し売った社長も半身麻痺で倒れ石を見つけた人も作業現場で事故死する。2020/08/10
リボー
13
5冊100円セットに混ざってた本。「どうせ紙屑だろう」と思って読んでみたら、それ以下だった。2013/08/01
ﾄﾞﾝﾄ
1
90年代にブレイクした除霊怪僧・織田無道が自身の体験と人から聞いた話をまとめた本。流行に乗ってヤーッとばかりに出されたせいか文章が壮絶に酷い。ライターや編集者はちゃんと仕事しろ。それはそうと体験譚や除霊話つまり前半が抜群に面白い。怖くはない。畳が突き上げられる現象に怯えるギャラリーに「下から霊が突いてるだけです！」と叫ぶ。霊に憑かれて体から異臭がするらしくて…住職はどうですか？と青年に問われ「本当にくさかったです」と書く。あるいは「リアルすぎるので放送できなかった」などの言い回し。楽しい。味わいのある本。2023/04/09
