内容説明
…海で行方不明になった友人の死体を確認しに地元の警察に。ところが不思議なことに、その死体には3メートル近いシートが被せてあるんです。死体の足元に何かがうずくまってるみたいなんです…最新の稲川淳二の“恐い話”PART2。
目次
『犬泣きトンネル』で恐怖を見た!
事故現場に園児の亡霊が
追ってくる上半身
旧明治座の怪
非業の流人と海ボーズ
夢の中の男
サーファーの死。そして
闇の館
闇夜に泣く赤ん坊
夜の訪問者〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
122
稲川淳二さんの怪談噺集には偶によく似た話もありますが常に安定した読み心地で楽しめますね。『死者からの電話』遅く帰ると奥さんが高校の同級生から同窓会の知らせの電話があったと言い彼も他の同級生にかけると知らせて来た同級生は随分と前に亡くなっている事を知らされる話。『樹海に集う霊』自殺をしに樹海に来た男が途中で赤い服を着た女を目にしてついて行く。男は「どうせ死ぬのだからこの女を殺してやろう」と考えて飛び掛かるとボキッという嫌な音がして女を覗き込むと何と彼女は骸骨だった。彼はその瞬間に死ぬ気が吹き飛んで助かる話。2020/08/10
chatnoir
13
溺れて亡くなったサーファーの足に...のお話はよく聞く。芸能人O・Yさんの靖国神社の話は面白かった。仙台坂の銀杏の木の話も。5つに分かれる銀杏なんてあるんだね。戦で取ってくるのは首、難しければ耳だと思っていた。手っていうのもあるんだね。2018/06/01
akatuki
1
様々な怪奇談が収録されているがなかでも「八王子怨霊地帯」が一番怖かった。2014/07/21
澤水月
1
950721
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- 和書
- 記憶の街角遇った人々